【前編】カヨンジャングルリゾート滞在記｜ウブドの森に抱かれる、心がほどける時間

バリ島・ウブドのさらに奥深く。

森と棚田に囲まれた静寂の中に佇む「カヨンジャングルリゾート（The Kayon Jungle Resort）」。

ここで過ごした数日は、まるで“心が休まるために訪れる場所”という言葉がぴったりでした。

🌿 ウブドの秘境にある、人気のジャングルリゾート

カヨンジャングルリゾートは、ウブド中心地から少し離れたプカル村（Payangan）に位置。

ジャングルの中にすっぽり包まれるように建っていて、

朝は鳥の声、夜は虫の音に包まれながら過ごす非日常のステイです。

自然に囲まれているけれど、人気ホテルなので宿泊者は多め。

それでも敷地がとても広く、静けさはしっかり保たれています。

客室はどのタイプも広く、木のぬくもりを感じるインテリアが素敵。

到着時にはウェルカムドリンクと共に、笑顔で「Welcome home」と迎えてくれました。

記念日に宿泊する旨を伝えたからかお部屋には、

まるで一軒家のような落ち着きと温かさ。

スタッフの方の気遣いが本当に細やかで、どの瞬間も「大切にされている」と感じられました。

このホテルの象徴とも言えるのが、3段のインフィニティプール。

棚田のように連なるデザインで、どこにいてもジャングルを見渡す絶景。

朝は薄靄がかかる幻想的な雰囲気、

夕方はオレンジ色の空とヤシの木が映るロマンチックな時間。

夜はライトアップされ、静かに水面が輝きます。

プールサイドで過ごすひとときは、まさに「心が洗われる」ような体験でした。

リゾート内のレストラン「Kepitu Restaurant」では、バリ料理を中心にしたコースディナーを。

サテ（串焼き）やナシチャンプル、南国フルーツのドリンクなど、どれも繊細で上品な味わい。

オープンエアのテラス席からは、ライトアップされたプールと巨大な像が見えて雰囲気も最高です。

記念日にはチョコレートケーキのプレゼントまで用意されていて、感動でいっぱいに。

“おもてなしの心”がホテル全体に行き渡っているのを感じました。

翌朝は、開放的なバンブースタジオで朝ヨガを体験。

目の前に広がる森と川のせせらぎ、鳥の声を聞きながらの瞑想は、言葉にならないほどの心地よさ。

ここでの朝は、静かに自分の内側が整っていく感覚でした。

「The Kayon Jungle Resort」は、ただの宿泊ではなく“心を取り戻す時間”をくれる場所。

また必ず帰ってきたいと思える、そんな特別なリゾートでした。